三詠子さんの独り言

今回のパリの旅は、いつも泊るモンパルナスのホテルにしました。
今回はいつもの検索サイトからの予約ではなく、他のホテル検索で予約しました。
通された部屋は、毎回泊っている部屋と全く違う道路沿いの部屋でした。
ホテル検索会社によって待遇が違うので驚きました。
しかし道路沿いでうるさいと思っていましたが、まったく外の騒音は聞こえませんでした。
素敵な事に、窓から見る風景はモンパルナス大通り沿い、VAVIN交差点です。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場であり、「エコール・ド・パリ」が形成された場所なのです。
有名なカフェ「Le・Dome」が見えます。
モンパルナス大通り沿いにはサルトルとボーヴォワールが暮らしていたアパートメントがあります。
私の10代の頃からの憧れ、モンパルナスの風景です!
いつもの部屋より狭くて質素でしたが、夜部屋を暗くし、ワイン片手に窓から外を眺め、19世紀末から20世紀初頭の世界中から集まってきた芸術家達の夜な夜な繰り広げられた喧騒を思い浮かべながら、今を生きるパリの人々の息遣いを感じ、東京での生活の現実逃避の時間を堪能している三詠子さんでした。
パリはすばらしい!