三詠子さんの独り言

わたしは子供の頃から協調性が無く、人と群れるのを嫌い、そのくせ正義感が強く真面目で活発な子供でした。
福岡県の片田舎で暮らしていた三詠子さんは、高校から福岡市の学校へ通う通学の往復二時間がとても楽しかった事を思い出します。毎日が旅の風景です。
そんな三詠子さんですから、一人で旅をすることは、得意中の得意です。
国内は四国、中国地方、大阪、神戸、京都、仙台、岩手等、十代二十代の頃から一人旅を楽しんでいました。
18歳短大生1年の夏、美術クラブの友達5人で北海道旅行を計画したことがあります。
夜行列車で函館を目指していたのですが私は突然彼女たちと別行動で、岩手の小岩井牧場に行きたくなり、夜が明けた時間の盛岡駅に途中下車し、岩手を一人旅した思い出があります。
いまだに福岡へ帰ると、50年前のエピソードを蒸し返され、あきれられている三詠子さんです。
パリ、ベルギー、イタリアの一人旅は、長年培われたフーライボウの気質が功を制しているのでしょう。
10代中から絵に夢中になり、スケッチブックが旅のお供でしたが、22歳ですっかり生活に追われ、絵筆を持つことが無くなりました。
青春時代にあんなに夢中になっていた油絵、もうすぐ古希を迎える三詠子さんのいまだに残している課題です。
2020年のパリは、スーツケースの中にスケッチブックと水彩道具を忍ばせようかな、なんてね!
旅は素敵ですよ!!